触れて香る
2015年4月22日
駅に向かって歩いていました。
線路わきの少しのスペースに近隣の方が花を植えて楽しんでいらっしゃいます。
前を歩く年配の女性が、すっとその手を
植物の葉に触れて香りをかいで駅への道を歩いて行かれました。
それはローズマリーの葉でした。
彼女の吐く息からもローズマリーの香りがしてくるようで
「よ~し、行くぞ~元気出た~」
みたいな声まで聞こえそうでした。
私が初めてアロマテラピーという言葉や精油の瓶を見たのは20年以上まえの画学生時代。
絵具や、通学定期を買うのが精一杯でしたが、
美大のおしゃれ同期生が持っていた精油。
まずは一本とラヴェンダー精油だったのか、彼女のこだわり精油だったのかわかりませんが
得体のしれない、おしゃれ雑貨でした。
今やアロマがないとダメ~~、癒される~~と好きな香りを楽しむ
アロマに詳しい女性が増えてきました。
すご~い時代は移る、移動しているのですね。
でも、アロマテラピー、精油はまだまだ癒しのアイテム止まり。
アロマという言葉が市民権を得て、メジャーになった今、
テラピー(セラピー)をよりお伝えしていくこと、
お役に立てることをお伝えしていくこと
コミュニケーションとしてのひとつとして身近に使っていただける
イベントをたくさんしますね。
今日出会った楽しい女性たちと精油のことでお話していて
お伝えしなきゃと思ったこと。
一つ 開栓したら柑橘系や一部の精油はとても酸化が早いので
1か月から3か月くらいでできるだけ早く使い切ること。
酸化の遅いものでも一年を目安に使い切る。
肌につけるときはオイルに希釈して使いますが、
酸化したものでは肌刺激の危険がアップします。
ちょっと香りの良さは落ちますが芳香や、そうじ、匂い消しには使えます。
大切に最後の一滴まで使いたい。
一つ できるだけ100パーセント天然精油を使いましょう。
人工的なもの、粗悪なものもあります。
それらに精油の最大限の期待される効果がえられないことを知っていてほしい。
また、製造元によっても同じ精油でも全く香りが違うので好みの
メーカーを探すのも楽しいです。
私も、出かけに庭のローズマリーに助けてもらいます。
さっと葉をなでて、香りを吸い込めば元気が出ます。
今年も伸びすぎた枝を選定つつ、挿し芽でポットにいっぱい増やして
ローズマリー好きを増やすつもりです。
鶏、魚料理、じゃがいもとソーセージのお料理に良く使います。
お茶にしたり、オリーブオイルにつけたハーブオイルも重宝します。
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