スメルハラスメント
2015年6月25日
精油は酸化します。
いつ使い始めたかわからない・・・
と、言う声をよく聞きますが開栓した時の香りとは違っているはずです。
森林系の香り(ジュニパー、パイン、サイプレス精油・・・などなど)、
柑橘類の精油は特に酸化が早いです。
特に敏感肌の方、体調の悪い方は酸化した精油をトリートメントに使うと
刺激を感じたり、痒みや発疹など起こす可能性が高まります。
多少の香りのフレッシュ感や効用の期待を最大限発揮することが難しくなっていることは否めませんが、
芳香や掃除に、大事に精製された自然の一滴を最後まで使い切りたいです。
トイレや、洗面所、ごみ箱や靴箱などで消臭に使ったりしています。
サイプレス精油をトリートメント用から芳香、消臭用に降格させて
サイプレスとレモン精油をブレンドしたスプレーを作りました。
が、子供たちに大不評。
「お願い!!窓開けて!!」
「もう、絶対使わんといて!!」
わが家には、ハーブ臭があまり好まれず、また、あのラベンダー精油を嗅ぐと頭痛と吐き気をもよおす者もいて
芳香には相当気を使います。
ビギナー最初の一本、人気のラヴェンダー精油でも、誰にでも好まれるものではないです。
そして、どんな精油も求めていない人、求めていない時、拒絶、嫌悪もあるのです。
それらは数種の精油のブレンドによって奥深い香りとして受け入れられる場合もあれば、
ブレンドによって悪臭となることもあります。
以前、柔軟剤を変えてみたら洗濯洗剤との相性が最悪で物干し場からの悪臭で家じゅうの者が
何事かと集まってしまいました。
また、病院にお見舞いに行き、病室で何気にハンドクリームを使ったら
思った以上に香りが強く、病院独特の消毒薬のような匂いと合わさって
大変な臭害を起こしてしまいました。大反省です。
恐ろしや、スメルハラスメント。
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