卒業
2014年 12月21日
今日、ジャパン エコール デ アロマテラピースクールを卒業しました。
二年前、40歳を目前にして人生何度目かの進路選択。
これからの一生の仕事を選ぶとき、何ができるか、何をしたいか、何のために働くか。
恥ずかしながら、就職活動も正社員としての労働経験なし。
今、40歳目前。
今のご時世、70歳まで働くことを考えたら今から新しいことを勉強して、
働き始めたとしてまだ30年の時間がある。
温かく、ビンビンと私のアンテナを揺さぶったのは、
たった一度だったけれど、子らが小さくてサロンに行けず家に来てもらったセラピストさんとの時間でした。
労り、応援してくれた彼女の手、私だけのための時間は今でも思い出しては幸せになれる宝物。
セラピストになろう。
私自身の心の声さえも封じ込めてしまう、
私自身の体の悲鳴さえも聞かなかったことにしてしまっていた私が、
誰かの内なる声に触れることができるのか。
いつも、立ち止まれば心細く、不安です。
でも、怖くはありません。
ゆっくりですが、進んできました。
たった2年と思われるかもしれませんが、ギル校長をはじめ、尊敬し信頼するたくさんの講師先生がいらっしゃいました。
そして、何億年と進化し、生き続けている植物から授かった精油。自然の神秘と過ごしました。
私たちの体と心についても勉強しました。
たくさんの方に、被験者となって、症例研究をさせていただきました。
精油の力や、タッチングやトリートメントのセラピストの手。
クライアントの方たちが自身の体や、生活習慣、心を見つめる時間。
生活の中で不調症状の改善や、予防になりえる療法の一つとしてアロマテラピーが選択肢の一つだと
自信をもって言えます。
そして、私自身も変わったと思いたい。
卒業して、また0になった気分です。
20年ぶりに頂いた卒業証書。
手向けられたお祝いの真紅のバラ一輪。
今日も宝物。
一緒に勉強したピカピカのセラピスト達、先生方も宝物。
明日からも小さな宝物に気づきますように。
過去の記事
キツツキ
モバイルサイト